年少中長さん向けの放課後保育
私が幼稚園教諭として働いた中で、子供たちの【秘めた力】をたくさんみてきました。
1クラス30数名見ている中で、スポーツが得意な子もいれば、芸術面で優れている子もいる、みんな一人一人良いところをもっていました。
ただ、苦手なこともありますよね、いいえ、苦手というより、やり方が分からなくて手がとまってしまったり、これでいいのかなと不安で周りを気にしたり、できないというのが恥ずかしくて言えなくてちゃっちゃと終わらせてしまったり。
なかなか一人に十分な時間をかけてあげられず、“あーもっとこの時この子に伝えてあげれれば”と保育後に反省することもありました。
きっかけや先生の言葉がけ一つで取り組み方や理解度、自信、次の意欲がかわっていきます。
年長Aくんの話です。
年少、年中さんではどちらかといえば控えめなタイプのお友達で、自分から〇〇したいと言ったり、率先して何かする方ではありませんでした。お家では活発で、よくしゃべるんですとお母さま。お家と幼稚園の姿が違うというのはどの家庭でもよく聞く話ですね。
年長組になってピアニカも始まりましたが、ピアノを習っている子はすらすら弾いていましたが、Aくんはド・レ・ミを先生と一緒に弾いてみようという感じで、指の使い方も難しそうだし、あんまり好きではないのかなと思っていました。
ある時、マリンバという木琴のような楽器を各クラス選出して全園児の前で弾かせてもらえる機会がありAくんにその大役を任せました。
緊張しながらも真剣な表情でがんばってくれたAくん。Aくんにかっこよかったよ!と声をかけると、ふ~っと緊張がとけてほっとした様子でした。
次の日、お母さまから、『昨日は帰ってからマリンバの話ばかりで、おばあちゃんにも電話して報告したり、マリンバってこんなんでね、こうやって弾くんだよと嬉しそうに話して、パパには何回も動画を見せてたんですよ』と伺いました。
それからピアニカや他の楽器への興味が出て取り組み方が変わったり、クラスで何か決め事をするときも自分がしたいなと思うものに手を挙げたりするようになったんです☆
大人が、多分この子には無理だろう、興味がなさそうと決めつけるのではなく、時には背中をおしてあげること、きっかけを与えてあげることが大事ですね☆
ということで、年少・年中・年長クラスでは
2時間預かりで、リトミック、かきかた、ひらがな、数字あそび、製作、絵画、など色んなことに取り組み、一緒に“できた!”の経験をたくさんつんで、自信をつけていけるカリキュラムになっています。
絵の具を使ったり、時にはピアノを触ってみたり、ひらがなのフラッシュカード、色んな刺激が盛りだくさんです☆
120分預かりで一度体験に参加してみてくださいね(*^^*)
【年少】木曜日15:00~17:00
【年中】水曜日15:00~17:00
- お知らせ
- 2017.06.13